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Knot of Isis イシスの結び目® 誕生秘話


オリジナルワイヤーデザイン 【 Knot of Isis イシスの結び目® 】が生まれた時のお話です。


2019年の初夏。
かねてより使わせていただいていたデザインを思う処あって放棄し、ここからはオリジナルの道を歩もうと決意した時のことです。


オリジナルのデザイン。


そんなことは絶対に無理だと思っていた道を選択することになり、
不安はとても大きかったのですが、同時に創作意欲の様なものが静かに湧き上がるのも感じました。

やってやろうじゃん。という気概みたいなものが生まれると、日常の眼にするもの、自然の造形、草花の形状の完璧な美しさなどがデザインとして、どんどん目に入る様になります。


そんな中から私はどうやら、ワイヤーに何か意味合いを持つデザインを起こしたいんだなと気が付いて行きました。

巻き方そのものが象意を持つような、意味のあるものにしたいと思ったのです。
イシスの結び目、Knot of Isis はその道のりの先にありました。


たくさんの資料を色々と調べました。
象意のあるデザインの参考にと、
古今東西のフォーチュンノットと呼ばれる縁起物の紐結びや、日本の水引も検証しました。

しかし何か掴みかけているんだけどあと一歩届かない・・・ 


ワイヤーをこねくり回しながら、なかなか ”これだ!” という処へ辿り着くことが出来ない日々が続きます。
それでも色々と試行錯誤して、あれをああしてみようか、次はあそこをこうしてみようかと、夢中になるのはとても楽しかったです。

何かを形にするというプロセスそのものは、やっぱり楽しいものです。

日常目にするふとした植物のカタチや人との会話、
全てが創作のエッセンスになって行くんだなと思いました。


その中で、ある本を読んだことが大きなポイントになりました。
その年の春に発売されたばかりだった半田広宣さんの 「奥行きの子供たち」です。

奥行きの子供たちはヒットした映画の根底に流れている哲学や思想、心理学的要素をヌーソロジーの見解から読み解いている本で、その冒頭のテーマが「 君の名は 」そして重要なポイントが、”結び” だったのです。

一部抜粋します。

” 神話学的には、ムスビには宇宙を創造するという意味がある。つまり、自己と他者の霊的合一が宇宙を創り出した力かもしれないってこと。”

” 現代人は自分がどこから来てどこへ行くのか、そして物質の起源が何なのか誰も知らないよね。
つまりこの組紐が表現しているのは、本当は自己と他者の霊が結び合ってできたものが物質なのかもしれないってことなんだ。 
でも人間はまぐわったことを忘れて、糸の両端と結び目を別々のものに見ているから、
自己と他者が本当の意味でつながれない。”

” 組紐はまさに 「半身の切り裂き」と「宇宙の創造」 をあらわしている。” 

など、そこに繰り広げられていたのは ”一葉おばあちゃんの組紐” に関する奥深い考察でした。


私はこの時点で既に結びと自分のワイヤーワークを重ねて読んでいたのですが、
本の中ではここから古代エジプトにこの組紐と良く似た ”プタハの結び目” というものがあると話は進みます。

プタハ神とは、フリーメイソンが最も崇拝している建築の神だという記述が私のセンサーにひっかかりました。

プタハ神。
知らない神の名前です。


プタハの結び目を検索すると、半田さんのツイッターにその画像が出て来ました。

https://twitter.com/kohsen/status/994102617918722050

これを見て、ピンと来ます。


神々の結び目。

人と神を結ぶ
宇宙の外と内を結ぶ
意識の外と内を結ぶ

次元と次元を結ぶ

結び。


ああ、ムスビを作りたい。 

宇宙の創造がそこにあるような ”結び” をワイヤーで作って石を留めたい。

そう思いました。

神の結び目で石を留めるだなんて、一番やりたいことじゃないですか!
そうそう、そうだ、私の創作の方向性はそう言うことだ。
と思ってこのプタハの結び目をどうワイヤーで表現するかと、イマジンが始まります。

そこでさらに検索をかけていると、今度はイシスの結び目という言葉がひっかかって来ました。

おお、イシス女神にもノット(結び目)があるのね。 

と思って見ると、私達が良く知っているアンクにそっくり。 
アンクの原型がこのイシスの結びなのではという記述も出て来ました。

日本語ではほぼ情報がありませんが、Knot of Isis で調べるとこの象意がたくさん出てきます。


イシスの結び目! イシスノット!
(Knot = 結び)

ここここれ、これだこれだこれだ!!!!!!  
これを、ワイヤーで表現できないかしら? 


プタハ神に、イシス神。

創作にはそういった象意があった方がいい。
単に技術、テクニックどうではなくて、技法だけじゃない護符的な要素を組み込みたい。


方向性だけはここで固まりました。

だからと言って、これを創ろう! → できた!!! とは、直ぐには行かないものです(笑)
単純にそのカタチを模倣しただけではデザイン性のある美しいものにはならないのです。

で、また諦めて半分放置(笑)

エッセンスは吸収したとして、また自分のスタイルに没入します。

もっとシンプル且つ強度を損なわないで、
でも単純にならないでデザイン性もあるもの・・・ 

そんなことを思いつつ手を動かして、ここはこうしたい、ここはこうだな・・・などとやっているうちに、最後のワイヤーの処理にワイヤーを曲げた途端、そこに顕れたカタチ。

それが、私にはイシスの結び目に見えたのです。 

あッ!、これってイシスの結び目じゃん! 

わー・・・・ 

と、一人静かに興奮していました(笑)


ポイントは、反転だったのです。

半田さんがよく仰っているのですが、私たちは現実だと思ってこの反転した世界を見ているのだそう。

だとしたら、真実を見出すためには反転が必要なのです。

この結び目は普通に見ると何でもありませんが、

自分が首に掛けて見下ろすと、つまり上下をひっくり返して見るとそこにイシスノットが顕れます。

それに気が付いて、わー・・・・

と、また一人静かに改めて興奮 (笑) 

こういう瞬間って自分の小さな脳みそでは考えつかない領域です。

神の創造のエッセンスをほんの一滴分け与えてもらったような感覚。
創造、クリエイションとはかくあるものなのだと思わせてくれた出来事でした。


私達は、下位チャクラのエネルギーに寄り現実へとカタチを生み出す力を持ち、
その力を用いて高次の意識を地に降ろし具現化する作業を芸術と名付けています。

下位の意識の創造力に、上位の意識を降ろすことによるクリエイションです。
それが本来のクリエイション。
スロートチャクラの持つ創造性とはそこにあります。

チャクラの概念の説明をする際に必ずこう言ったお話をするのですが、
自分のデザインとクリエイションもそれに則って生まれたのだと思うととても嬉しいです。


手を動かして何かを作る、生み出す作業に存在する奥行き。
そんな哲学から生まれたワイヤー作品だと思っていただければ幸いです。



自ら生み出したモノには、パクリや模倣の時には生まれない感覚と自負が生まれます。
Knot of Isis に触れて下さる方が、新たなご自身の創造を行って行く過程を歩んで下さると嬉しいです。



Knot of Isis イシスの結び目® 製品はCelestial Caveにてご購入いただけます。
またワイヤーアートの技法を学ぶレッスンも受け付けております。