また少し、間が空いてしまいましたね。
毎年この季節はこんなペースになってしまっている気がしますが・・・
夏至を越えてマヤの新年がスタートするまでのこの時節は、どうしても色々と揺れます。
嬉しいこともあったし、ショックで身体がこわばる事態もありました。
コロナの騒ぎもまだまだ続くし梅雨も空けない中、人間の尊厳や生きる権利を考えさせられる重い事態も起きました。
流石にこれだけのことが重なると、流石のフェアリーゴッドマザーも意気消沈です。
あ、申し遅れました。
私、この度フェアリー・ゴッドマザーを拝命いたしまして(笑)
フェアリー・ゴッドマザーは、ディズニーの実写版シンデレラで描かれた魔法使いの女性です。
原作では単なる魔法使いのおばあさんとして顕れるだけなんですけど、映画では何とも素敵な名前と配役なのですよね。
名付けて下さったのは熊木智子さん。
占星術と数秘を扱うカウンセリングセッションをしていただいた経緯は、インスタでもご紹介した通りですが、
サビアンと星図を擬人化して、パラレルワールドにいるもう一人の私を浮かび上がらせてくれるセッションで。
すべての星のサビアンから一つのストーリーを紡いでいくスタイルは私も初めてでした。
理解しにくいサビアンシンボルにを一つずつ解読してメッセージをつけて下さって、
それらが擬人化された登場人物の一つのストーリーになって行くなんて素晴らしいですよね。
で、私の星図から浮かび上がった人物が、
『 自然の造形に宇宙の知恵と言葉をのせて洗練の美の魔法を届けるフェアリー・ゴッドマザー』
だったんです。
そしてアセンダントから浮かび上がるのが、
『 天から預かった宇宙の知恵と秘密を抱いて地上に舞い降りた古き魂の妖精 』
なんですって!
素敵過ぎて嬉しすぎました!
これまでもホロスコープを観てもらうことはありましたけれど、今回初めて全てに納得出来たかも。
総合的に包括的に、私という存在を浮かび上がらせてくれたような気がします。
そして最後に言われたことが印象的でした。
この星図を持って生まれて、これを生かさない人生を歩んでいたらとても苦しいものだっただろうと。
あー・・・ って思っちゃいました。
子供時代の境遇や、心の傷。
そして大人になってからの生きづらさ。
人とのかかわり方、恋愛や、仕事の選び方。
子供の頃は勿論のこと、若い頃の私は恐らくその自分の星図を生かす生き方なんて到底出来ていませんでした。
そこに取り組み始めたのがこの世界に入ってからだったと言っても良いでしょう。
星図に顕れている私のやるべきことは、自分自身の手で自分の人生を創造して行くことで。
その背景に過去に培ったあれやこれやの経験、体験があった上で、今の自分を切り拓くことなんですよね。
勿論そこは、霊的な範疇も含めて、過去世の経験も含めてです。
しかしそこにたどり着くまでにはやはり年を重ねて経験を重ねる必要があって。
この世界に入ってからもずっと、私はもがき続けて来ました。
最初は諸先輩方や先生、師事した師匠のやり方、道筋を先ずはマネして辿り、
あぁ、こうやって行くのかと模倣模索して。
それでも次第に葛藤が芽生えて、そこから神智学的な古いキリスト教概念から自分が脱するべきであることに気が付いて、
でもでも、あの世界は絶対に絶対に正しいはずだし・・・と、そこにいられない自分に罪悪感を感じて。
そんな過程から、自分が脱することが出来たのは本当にここ一年ほどのことです。
子供時代の環境の特異さから、そんな話まで。
ざっとかいつまんで智子さんにお伝えしていて思ったことは、
やはり自分のホロスコープを生きるということは、ある程度の歳を重ねて行かないと実現出来ないんじゃないかということ。
だって私のホロスコープなんて、若いうちにやろうと思ったって出来るもんじゃないことばっかりです。
自分のセッションでも、私はあまり若い方には何もする気がありません。
だってこれからたくさんの経験を重ねて、失敗したり苦労したり、泣いたり笑ったりする中で
本来の自分が輝く生き方を自分で模索して行かなくてどうするの? って思っちゃう。
占いの様に、この道を辿れば正解、間違いない、失敗しないなんてことを伝えるつもりは毛頭ないんです。
ホロスコープも、きっと同じ。
星図とは、そこに顕れる姿を全うするべく人生を歩むための羅針盤のようなもの。
当たる・当たらないじゃないし、そこに顕れる生き方が出来ているか、そのための課題は何か、
チャレンジすべき事柄を確認するためにある。
そしてやがては、その星図に顕れる人生を越えて行く。
だから、一生かかる作業なんですよね。
それでも今の時代のスピード感ならもっと早く終わらせられるのかも知れない。
数回転生しないと出来なかったカルマ的要因の解消も、
今の時代なら過去世の3回分くらいは可能だとも聞いたことがあるくらいです(笑)
特にそういったカルマ的要因を生きるというパートを終らせるのは大切だと思いますね。
今の時代にカルマをまだ生きるのは、私はやりたくない。
もうこのガイアがその宿命に振り回される時代じゃないと思うから。
ガイアが本当に銀河意識の一員に昇格しようとしている昨今、
カルマにどっぷり浸っている人間は不要になって行くでしょう。
カルマの色眼鏡を外す。
度の厚い牛乳瓶の底グラスみたいな眼鏡をかけたまま世界を見ている自分に気が付いて行くこと。
そんな色付き度付き眼鏡を外した世界、そして自分の在り方に、そろそろシフトしたいもの。
私もここひと月ほどで起こった事象に、自分の残していた課題を見ていました。
カルマの残りかすを取り払うような現象で。
それでもショックや寂しさを感じずにはいられない時間だったけれど。
エーテルギャップ、歪みが生じたのも感じていて、まだまだ修復中です。
それでもそこを越えてみて思うことは、私はもっと自分に優しくしようとか、
自分に優しくするのと同じくらい他者への blessing を投げかけようと言うもの。
攻撃的な要因は、bless you に変換して行こうと、そう思ったらとても気持ちが軽くなりました。
これもまた、フェアリー・ゴッドマザーの魔法かも知れません。
感情も思考も、残して来た宿題をblessingに変えていくことで地上のお掃除が出来るのでしょう。
今の地上に顕れている現象、事象は人間の醜さや精神の幼さ、次元の低さを嫌というほど見せつけてくれますが、
全てが今こうして噴きだして来ている時に、膿を出し切ってblessingへと変換して行けたらと思います。
今この、人類がシフト出来るかどうかの瀬戸際に、一人一人が出来ること。
それは自分のカルマを見つめ直し、祝福へと昇華して行くことでしょう。
そしてそれぞれが、自分が在りたい様に在ることが出来るようになって行けたら。
地上でそれぞれが自分の星を生きることが出来るようになって行けたら、地球は恒星の様に輝くことでしょう。
セッションの最後には、シャッフルで選んだカードをプレゼントしていただきました。
そのカードと共に。
ではでは、また。
橙香