おはようございます。冬らしい冷え込みの朝ですね。
時代は益々、加速して行くのでしょうね。
だから、と言ってはナンですが、やはり古い時代や意識の根底に持ち越しているものはケアして、脱ぎされる衣なら経験として感謝と共にお返ししたいもの。
今日はそんな感じでミカエルワンドのワークでの出来事を。
こちらのワークは、マリアワンドのワークに比べたらまだご指名される方が少ないので症例もまだ数例なのですが、その中でも衝撃的なことがありました。
最近通って下さるようになられたY様より、ご自身の第3チャクラの奥に潜む深い恐怖感にいよいよ対峙したいとのご要望で、私がお勧めしたのがこのワンドワーク。
大天使ミカエルの働きが一番良いだろうと思えたのは、ミカエルが私達に勧める魂の在り方、生き方、人生を通じて汝の意志、魂の欲する意志を成さんとする生き方へと導く彼の強く気高く愛に溢れるエナジーが、私達人間が経験からため込んでいる不要な罪悪感や恐怖感、自己否定感などの重い荷物を手放す手助けをしてくれるから。
加えてワンドも陰陽揃っていますし、統合、調和へ向かうための不要な要素のケアにはもってこいなのですね。
それでもしかし、あんなものが出て来るとは思いもよらなかった(笑)
ワークでは大抵、その方の魂のご縁がある風景、景色、星の様子などが出てきますが、この日メインで顕れた景色はおよそ普段のY様からは思いも寄らない場所と時代の、エジプトのとある王朝の時代でした。
え? 見間違いじゃない? と思うほど、突飛がなかったのです。
でも何度見ても、どう意識のチャネルを切り替えてもやはりこれでした。
魂の記憶と言うものは本当に・・・(笑)
要約して書きますが、古代エジプト時代のファラオとは統率者でありつつ霊的な指導者と言うか、その霊体そのものがエジプトという国の母体となる霊魂のような存在だった様子でした。
エジプトという国の霊的な発展度が地球全体の周波数を決めるほどの高い霊性と影響力があった時代において、ファラオの霊的な意味合いと役割は、今の私達の想像を遙かに凌ぐものがあったと思われます。
ピラミッドとは、その意識の集積装置であり、ファラオが先祖のファラオ、つまり自身の霊的指導者やメンター的存在、マスター的なサポーターと繋がる場所であり、また自身の霊体の周波数を維持するための空間であり、死後アセンションするために用意されている高次元空間でした。
そう、ファラオは自らが都度アセンションする存在だったのですね。
だからピラミッドはとても大切な、アセンションのための次元維持管理施設となっていたのです。
そのエジプトを管轄していたのは、恐らく、と言うよりこれはほぼ間違いなくシリウスです。
しかし時代の変遷や宇宙的事情でしょうか、シリウスが招いた他の存在達の影響も入り混じるようになり、ある時ファラオ存在の在り方すらも他の星の影響により大きく変遷する時代がありました。
およそ古代文明における大きな時代の変遷は、背景にはそういった管轄する宇宙存在の交代劇があったと私は見ています。
エジプトにもそんな時代が訪れ、文化、文明そのものが大きく舵を切りました。
私もその時代に生きた記憶があったのですが、これはなかなか過酷な時期で。
価値観、文明の違いという対立が地上で起きてしまうので、どうしても裏切りだの、自らの正義のためだの、こうするより他ないという悲劇だのが付き纏います。
そうしてこの時代、他の星間プログラムの影響下にあったファラオを暗殺し、そのアセンションを阻止する動きがあったのでした。
ファラオのディセンション。
これは、エジプト全土のみならずやはり地球全体へと波及するものだった様子です。
エジプトのファラオという霊体はやはりすごいものなのですね。
Y様の第3チャクラに潜んでいた恐怖の一つの側面がこの当時の記憶によるものでした。
このファラオの意識が目覚めた時、私は先ずアメンティのホールへと誘いました。
そしてそこでしばし休息し、準備が整ったところで光へと誘ったのですが、
Y様ご自身もちゃんとこの様子を、ピラミッドから黄金の煙のようなものが抜けて上がって行くという姿でご覧になっていたと後から伺いました。
アセンションを阻止するための封印とは、呪いそのものですね。
やり方はいくつかあった様子ですが、プロセスの一部をわざと抜いたり、偽のツールとすり替えたり、はたまた地球上にはないはずの物質を使ったりした様子でした。
人類の意識のディセンションもまた、そんないくつかの事件により引き起こされたとも見えますし、逆に意識次元が堕ちたからこそそんな事件が起こったとも見て取れます。
いずれにせよ私達は落ちるところまで堕ちるという体験を通じて何かを知り、経験し、得るものがあったのでしょう。
そんなことが紐解かれる時代が、こうしてやって来ています。
やっと、あの時何が起きたのか? という事象の裏や別の視点からの見解を理解できるくらいになったのですね。
さもなければ復讐劇の繰り返しが続くままだったでしょう。
言い換えれば呪いの終焉とは、ようやく人類の意識進化を阻害していた蓋が外れる、外せる時になったということかも知れません。
惑星地球の文明と人間の精神性は、恒星意識や銀河意識から見ればまだまだチャイルドそのもののようなもの。 云わば、宇宙のインナーチャイルドです。
インナーチャイルドは癒され、愛されることを学び、そして自らの足で立つことが出来るのだと理解し、その足で歩むことを始めなければなりません。
惑星地球がその魂たちのゆりかごのようにして愛を注いでくれていることに気が付き、大人への階段を上り始める必要があるのですね。
さて、あなたはどうしますか?
菫香