首里城の火災は衝撃的でした。
沖縄は哀しみに包まれていることと思います。
実は私、まだ沖縄の地を訪れたことがありません。
旅行の計画に上がることがあっても、あまりに強く深い様々な歴史の背景に、どこにフォーカスしたらよいのか分からなくなってしまうのです。
基地問題、政治の問題、太平洋戦争の爪痕、中国との関係、それらを無視した内地ディヴェロッパーが開発した観光地としての姿。
あ、それ以前に小学生の頃に先生から聞かされた、沖縄の人は本州の人のことを快く思っていないという刷り込みもあってか、迂闊に行ってはいけない処のように感じていました。
そんな私の個人的感傷はさておき、沖縄から上がった火の手。
これは大きな動きになるだろうと直感しています。
沖縄が、立つ。
そんなイメージがあります。
虐げられた弱き者が、いよいよ動き出す。
時代のうねりになるのかも知れません。
首里城の報があった後、私は新たな製作に入りました。
インスタにも揚げましたが、アンダラクリスタルに新たなことを試していて、一息ついて顔を上げた時に降りて来たのが、” だから私は創るのだ ” と言うフレーズでした。
いよいよ崩壊が始まったこの世界にいるからこそ、私は創る。
創ることで自分を保ち、創ることで私はここにいるという認識が生まれる。
そんな気がしたのです。
意識そのものがクリエイションの賜物であり、またその意識も創造する者であって。
崩壊する世界の中で今後も存在しうるためには創造する意識を取り戻す必要があるのだろうと。
そしていよいよ、これからはどんな魂も、その光そのものを顕現させる生き方を望むであろうし、仕事や人生そのものが魂の発露となって行くのだろうと今朝になって考えておりました。
そう、誰しもが魂の仕事をする時代に入って行くのだなと。
社会システムそのものが崩壊しかかっています。
何を頼りに、指針に生きて行けば良いのか分からない人がもっと増えるでしょう。
かくいう私も昨今の政治情勢や世界情勢が気にかかり過ぎて、自分がどこを向いて何をして行ったら良いのか分からなくなっていました。
ですが、昨晩答えがやって来ました。
指針そのものが魂の発露であって、私は、いや、誰もが、魂の仕事をするしかないのだと。
多くの魂がそれを望んでいるし、そのために現象界の古い枠組が崩壊し始めていて、やがては魂の創造による世界が出来上がっていくのではないかと。
現象界の崩壊とはゲシュタルト崩壊そのもので、私達は壊れ行く世界から本来の自分とは何なのか、自分が自分だと思っている意識とは何なのか、そんな精神の枠組みそのものを構築し直す時代へ入って行く。
だから、私は創るのだ。
与えられていた世界から、自分が生み出す世界へ。
その転換期を私たちは生きています。
そして魂のお仕事と言うものは決して誰かから与えられるものではないし、誰かが用意したセオリーやメソッド、論説をなぞるものでもない。
それはあなただけの、唯一無二のお仕事になるでしょう。
みんなきっと無意識にでもそれは分かっていることで、だからこそこんなブログを読んでみたりセッションを受けてみたりしてくれるのですよね。
自分から創る。
世界を生み出すのがお仕事。
そんな時代になって行くのだろうと思います。
そのために私達は旅を続けて来たのです。
分離した自己の意識を統合し、愛を注ぎ、愛そのものへと還ることによる現実創造へと世界を転換するために。
自分の魂のお仕事がどんなことなのか分からないという方は、自己の未熟な愛を成熟したものへと成長させ、顕現させられるものが何なのかと言う意識を持たれたら良いのではないかと思います。
それこそが貴方の魂のお仕事でしょう。
橙香