西日本豪雨の惨状に言葉もありません。なぜこんなことが起きてしまうのだろうと。大変な夏になりそうですし、継続的な支援と復興への歩みがこれから必要になりますね。
写真はクリスタル講座、そして玉堂星倶楽部開催に向けて買い足した本ですが、宇宙の大地図帳にあった太陽のお話をシェアしておきたいと思います。
太陽は46億歳で、あと50億歳ほど輝き続けると考えられているのですが、生まれた時から徐々に明るさを増していて、これからもその明るさは増していくそうです。
恒星は光り輝き続けて燃え尽きてその一生を終えるわけですが、それはつまり地球に届く熱も光も強くなる一方だということで、25億年後の地球上はカラカラに乾燥して生命が住まう環境では無くなってしまうそうです。
そんな先のことはどうでも良いのかも知れませんが、地球環境全体がもはや今までの記録やデータに基づく予報、予測では対応出来ない場合も出てくると思っておいた方が良いのではないかと。
私たちの魂は永遠の存在ですが、この一生の記憶しか残らないためにたかだか100年前のことすら想定外として捉えてしまいます。しかし地球にとってはそんなものはごく最近のことで、宇宙時間からしてみたらわずか数百秒の間の出来事。
人間の生末と地球存在の活動を、もっと大きなスパンと広い視野で考える時代になっていると思います。きっとこんなことはもっともっと高精度な研究がなされているハズですが、一般に普及していないのが残念ですね。
クリスタル講座はこんな宇宙全体のお話から入ります。鉱物が形成された地球の成り立ちは太陽系の成り立ちから見ないといけませんからね。
そして、古事記です。宇宙創成の物理的な図解と古事記。この組み合わせ私らしくて気に入っています(笑)神による天地創造のストーリーはちゃんとこの物理次元宇宙の創成とリンクします。
玉堂星倶楽部発足にあたって、まだまだ要点が曖昧なお知らせしか出せていなかったなと思いまして、改めて掘り下げ方、進め方を感じてみようと思った時にやはりキーになるのは古事記だと思いました。
テーマとして扱いたいと考えている歪められたり封印されたり、秘された存在達のストーリーはこの古事記には出てこないのですが、古事記の編纂過程は今の国家神道と日本人の精神基盤を形成して来たのは間違いなく、ここを先ず抑えないと方向性が定まらないと思われました。
池澤夏樹さん個人編集の日本文学全集、第一巻がこの古事記で、たまたま書店で見つけて手に取ったのですが、読んでみるととても私たち現代人に分かりやすく読みやすい。
これはオススメです。
あの分かりづらい神様達の名前も、カタカナ表記のどこを区切って理解すれば良いのかが明確で、しかもその神様が主要キャストなのかどうでも良いのか(失礼!)ちゃんと解説つき(笑)
それでいて訳者が仰っている通り、息づかいがある文体。
ということで、この「古事記」の読書会を玉堂星倶楽部の主体にしようと思います。古事記は朗読した方が良いので、唄の部分なども含め声に出して歌にして、そのヴァイヴレーションを受け取りましょう。
瀬織津姫に繋がるのは、この史記の裏で何か起きたのか? を探る過程ですから、先ずは表を理解し、その時代の息吹に触れることから、です。
そこに瞑想を加えたり、必要ならフィールドワークを加えて行きましょう。
池澤さんのインタビュー記事にあったのですが、彼はこの翻訳を、日本人とは何であったかを問う姿勢で取り組まれていたのですね。このインタビュー記事を読んで、だから私のやりたいことにピッタリだったんだと納得でした。
http://www.kawade.co.jp/nihon_bungaku_zenshu/interview/
そうなのです。
自然災害も政治もおかしな昨今、なぜこんなに国が壊れてしまうのかと居たたまれない思いを抱えている方も多いでしょう。玉堂星を持つ人は特にその傾向が強いのだろうと思うのですが、だからこそ、の古事記なのです。
それは日本人の精神基盤となる神道の形成過程とその神髄を、自らのソウルで感じるためとも言えるでしょう。
昨日の御苑上空は、何かが集結しているかのようでした。
瀬織津姫という存在が浮かび上がって来た矢先のこの水害、そして水道事業の民営化が勝手に決まってしまったこの流れに必然を感じています。
玉堂星倶楽部、ご参加お申込みお待ちしております。
濃い夏にしましょう。
菫香@Sanctuary de Shinjyukugyoen