山桜とシリウス意識

窓から見える桜もそろそろ終わりを迎える時期になりました。
先週末の雨で一通りのナニカが抜けて行ったのか、今週になってスコーンと気持ちに抜けを感じています。

春の始まりっていつも浮き沈みがありますが、今年はそれが大きかったです。
私はどうも立春を過ぎると昨年までのエネルギーがガラリと切り替わって、
足元の底が抜けて宙に放り出されて、今年の方向性がどこへどう向かうのか? が定まらずに不安定になるのですが、それが今年はとても大きくて。
方向が定まるのに今頃までかかってしまいました。

何を伝え、何を発信し、どう行動して行くのか。

その辺りって数年に一度方向転換が起きますが、
どうやら今年もそんな勢いです。

先日、まだ桜が見頃のうちに出向いた公園の山桜から瀬織津姫のエネルギーを感じていました。
私は桜って瀬織津姫~シリウス意識の花だと思っているのですが、山桜は特にその傾向が強いのですね。
品種交配で生まれたソメイヨシノよりも、少しワイルドでまるでクリスタルの原石の様な雰囲気。

その山桜から届いた瀬織津姫・シリウス意識が、二人羽織の様に私の背中にフワンと被さって来たのです。
オーバーシャドウと言ったところでしょうか。

それから暫くの間は、薄紫ピンクのふんわりとしたお布団を被っている様な気分でした。
数日経つともうその気配は私と馴染んだのか、消え去ったのか感知するところでは無くなりましたが。

そしてそのシリウス意識なのですが、
何だか色々と言いたいことがある様子なのです。

先ず、クリスタルとの向き合い方、付き合い方が、”古い” と言われました(笑)

クリスタルの業界はレムリア時代のやり方を温故知新的に掘り起こすのが慣例となっているけれど、
そんなのはもう古いんですって。

当たり前と言えば当たり前。そりゃ、そうだよなぁと。

だとしたら、何をどうして行くの? 

と言う処なのですが、教えてはくれません。
教えてもらうと言うよりも、与えられたエネルギーと知識と体験から新たに構築しなければならない様子です。

がしかし、私達はどうやらそんな新たな方法の構築が出来る段階でもないらしく、
先ずやらなければならないのは、失った記憶の奥に放置している感情のカケラの回収だそうです。
記憶の残存の処理ですね。

その辺りについては、アトランティスブルーカルセドニーからの声として届きました。

インスタに少しだけ書きましたが、彼の石はアトランティスの記憶を深く留める様子で、
アトランティスの失敗と私達が認識している文明崩壊は失敗などではない、次の世界への移行が起きたための破壊と再生の一つの側面に過ぎないと伝えられました。

なのですが、感情の記憶として恐怖や罪悪感、後悔、悲しみなどが重く重く海の底に沈んでしまったためにそれらを回収、サルベージする必要があるのだと。
アトランティスブルーカルセドニーはそんな記憶の負の側面を掬い上げて救済する石だそうです。

またあの石からは以前にも、アトランティスの女王というメッセージが届いていました。
アトランティスの女王とは女性性の本来持つ明るく力強く創造的なエネルギーが失われた
女性の哀しみ苦しみ、怒り、罪悪感などのカタマリ、象徴であり、アトランティス時代の記憶に限ったことではありませんでしたが、あの頃から私達人間の記憶は不必要なほどにネガティブを抱えたままだったと言うことなのだろうと思います。

進化にも、負の側面が生まれてしまうものなのでしょうね。
ただただ明るくポジティブな未来だけが生まれるとは限らず、
進化とは、失敗も後悔も罪悪感も未熟さも抱き合わせてひっくるめて進むものなのかも知れません。

私がシリウス意識と感じているのは単にハイアーセルフ意識の情報かも知れませんが、
あの辺りの意識が人間を見降ろすと、こう言った鳥の眼視点みたいに人間の生きざまが見えているのだろうなと感じました。

今の世界で起きていることもまた、単なる破壊に過ぎないと見るか?
それとも新しい世界への移行期への、生みの苦しみと見るか。

そう考えると、アトランティスの経験を通じてシリウス意識が伝えたいことが、
何となく分かる気がしませんか?
 

形而上学的に見た世界と現実世界は必ず繋がりがあり、
今起きている事象が人間の内面の顕れであることを私達は忘れてはなりません。
だから、クリスタルワークやヒーリングワークが単にレムリアの懐古主義に陥っていてもダメなんだろうなぁと思います。

生命って、進化を本能的に望んでいるんだろうなと。
前進することがDNAに刻み込まれているような、そんな感じがします。
進化を望まずその場に留まることは即ち死を意味するのだろうと。

だから破壊や失敗があったとしても、前に進むのでしょう。
そこに様々な感情が生まれるのも織り込み済みで。

人間の在り様って実はとても多面的で、起きている事象を失敗や破壊と見るのも
単に一つの側面に過ぎないのだと言うことも強調しておきたいと思います。
アトランティスの失敗という見方もとても限定的な狭い視野で視た見解でしかないのです。

そんなことを分かった上で今を見る、今を生きると、
新しい知覚や視点、理解が生まれて来る。

そうすると次の進化で取りこぼす負の側面がちょっと減るんだと思います。
狭量な視野から生まれた感情の取りこぼしが今回はもっと減ったらそれこそ進化成功ですね。

今後予定しているクリスタル講座や、5月に開催する初心者向けクリスタルワンデーセミナーでは
そんな高く広い視座からの目線を私達が理解するためにも
クリスタルと共にワークすることが有効だと言うこともお伝えして行く予定です。

シリウス意識の言う新しいクリスタルとの関係性構築、目指したいところです。

ではでは、また☆

橙香