ゼコと太陽 その2

とても風が強い朝です。
見頃を迎えた桜の樹がザワザワと揺れています。

情勢も、日一日と変化していますね。
春分を過ぎたと共に土星がみずがめ座へと移行し、世界の在り方がゴリゴリと変えられて行っているのをリアルに体験している感があります。

この大変遷を観たくて、体験したくて、この時代を選んでここにいると言っても良いくらいの大きな変遷、うねりの中にいるのだと意識しておくと良いでしょうね。
もっと強く言っても良いくらいですが(笑)、要らなくなった価値観や物理的にも不要になったものはどんどん解体される時代に入っていますものね。

お金という概念と、物質も。
そう遠くないうちに変わるかも知れませんよ。

そんな時でも猫は平和。

さてさて。

前回の続きです。

春の仕入れで出会ったゼコデソーザ産クォーツは、モンドクォーツととても相性が良いものでした。
同調し、馴染むんだけどそれぞれが互いに役割を補い合いながら一つの働きとなる感じ。

ゼコに出会った日の夜には、FBで繋がっているお客様からの情報でクリスタル達が緊急配備に着いていると知りました。
それは私がゼコに視た、多くの兵士がズラリと並んでいる様子と被るものでした。

そしてまた一つ・・・

同じく仕入れの際に出会ったクリスタルがありました。
それは、以前から私が探すことになると言われていたある方のための石です。

お話は、年明けに開催した鏡作家さんのお話会へと遡ります。


1月、そして3月と、美香子お姉さまにお声がけいただいて開催したお話会は、鏡作家のIさんの不思議な世界と魅力に皆様ぐいぐいと引き込まれる時間になりましたが、ご参加の方の中にお一人、鏡がもう臨月を迎えているという方がいらっしゃったのですね。

彼女は以前から私の鏡をご覧になられていて、ずっと鏡が気になっていたとのことでご参加下さったのですが、お話会の時点でもう臨月だと言うことが判明します。
生まれる直前というのはIさんも恐らく初めてと言うくらいのスピード感だったことでしょう。

私も驚きましたが、彼女、Yさんが色々とご自身と向き合われ、行動して来られた様子も見て来ていたので、それを想えば納得でした。

そして立春の朝にめでたく鏡が誕生すると報告があり、
お渡しの儀には私も呼んでいただけて、拝見させていただきました。

それはとてもシンプルなコンパクトな銀の縁の鏡さんでした。
龍の鱗のような縁が印象的な、何と両面使用の鏡さん。

可愛らしくシンプルでいて荘厳な雰囲気に、Yさんも私もウァーーーーーーと声が上がりました。

楽しくクレープシュゼットでお茶をしながら鏡が生まれる経緯などのお話があり、立春に生まれた銀の鏡をお祝いした帰り道。

Iさんが、ふと、「 石が・・・ 」 と、言い出します。

そして、「 橙香さんが・・・ 」  と。

何でも、このYさんの鏡さんにはパートナーになるクリスタルが存在するとのこと。
そしてそれを私が見つけて来るのだと。

えー????  へーーーーーーー・・・・・ 
と、聞いた途端に私の脳裏に小さなクォーツのスフィアが浮かびました。
虹をたくさん内包する小さな丸玉の水晶です。

おそらくは、龍が住む石だろう。
そう思いました。


しかしこう言った、いわゆる神事は私の私心は不要です。
頭の片隅に置いておく程度にして、出会う時には出会うし、出会ったら分かる。
そういうことにしておきました。

ミネラルショーなどに出向いても、そう言ったざわつく場所で見つかるものでもない気がしたので探そうともせず。

暫く時間が経ち、先日の仕入れでその石に出会いました。
やっぱり見た途端に、” あ、これYさんの石だ ” と分かるのですよね。

こちらはゼコ。


というワケでそのスフィアと、その日初仕入れになったゼコのクォーツもご所望いただいて、2つの石をYさんへお届けすることになったのでした。


今日はこの辺で。
また続きを書きますね。

橙香