地表を巡る石の旅

爽やかな風と光が戻って来ていて嬉しいです。
満月の今宵は皆既月食だそうですので、これなら見られるかな?

先日はショップ6周年記念企画のお品たちをお買い上げ下さいましてありがとうございました。
キャンドル、ディフューザー共にお蔭様で完売いたしました。


私は石を売ることがお仕事ですが、その仕事を支えてくれているのは皆様との関係性であり、
自分の石との向き合い方であり、はたまた石をどう見せ、どう伝えるかのクリエイションにあると思っています。

石を伝えるとは、自らを伝えるのと同意語で。

石に限らずお仕事とは、それを通じて誰しもが自分を表現する術なのでしょう。
そこに自分の考え、哲学、思い、愛を乗せて世に送り出す術です。

だからそれらに共感してくれる人がいて、受け入れてくれる人がいると、
まるで自分自身を受け入れてもらえた様になり、自信につながって行く。

そうやって次第にお仕事が、本当の魂の志事になって行く。

日銭を稼ぐ以上の何か。自らの精神を成長させる術となる。

そう思えたら嬉しいし幸せですよね。

石を扱うことはそれに加えて、そこのレイヤー、意識の層に
より深みと幅、奥行きを持たせてくれる仕事だと思っています。

石それぞれが放つエネルギーの周波数が、それらを教えてくれるのです。

また石の扱い手にとって幸せなことに、それが自分の石にならずとも私のもとから皆様の下へ送り出す過程において、それぞれの石のエネルギー、意識に触れさせてもらっています。
ワイヤー製作を通じても然り。


ショップにまとめて商品をアップした夜などは、とても印象的な夢を見ることもあったりするし、
意識の上に何か古い感情が浮上して来て、自ずと昇華されて行くこともある。

自分の石ではなくとも、ここを経由して行く石に触れるだけで起こる作用があります。

昨夜はアホイトインクォーツの影響がとても強かった気がしました。
それと、アトランティスブルーカルセドニーですね。

寝落ち寸前でとてつもなく古い第2チャクラの鍵が開きました。

この両者はペアになって働きかけてくれる気がします。
アホイトはレムリア系と云われ、アトランティスブルーカルセドニーは言わずもがなですから、
両者のペアと言うのもまた興味深いのです。


地球のクリエイションである鉱物。

その美しさ、類まれさ、エネルギーに人々が魅かれてのことなのは間違いないけれど、それだけじゃないものを私達は受け取っている。

魂のケア、感情のしこりの解消、はたまたカルマの昇華にDNAの修正と、石たちの働きによる作用は多大な恩恵を与えてくれます。

そして今朝の瞑想では、それらに加えて新たな情報を受け取ったので書いておこうと思います。

地中深くで数万年単位の時間軸で成長する鉱物たちが、こうして地上の表面で遠くまで流通するのは一体何なのだろうと、ずっと思っていました。
ブラジルの石なんてどんだけ日本に来ていることでしょうね(笑)

今朝は、それらについての一つの回答とも言えるものが届きました。

昨年からのコロナ騒動の影響で世界中の流通に支障が出ていますが、石の世界も然り。
業者さんは現地に行けないのでオンライン仕入れなどで対応してくれていますが、やはり地域的に隔たりが出ています。
私の感覚では、ロシア、ヨーロッパ、そしてヨーロッパの業者さんが強いアフリカ系の石が滞っている気がします。今朝はそれをヴィジョンではっきりと知覚しました。

私は石に限らず様々なインスピレーションや霊的なフィールドの理解を、ヴィジョンとエネルギーそのもので受けとります。

ヴィジョンが宅急便の伝票で、エネルギーが荷物の中身と言った感じ。
そして中身は冷凍圧縮されているので、レンジで解凍して言語化する作業を要します。


そうやってこの次元での理解に落とし込むのですが、
今朝のお話もそんな感じでした。

石の流通。 世界中の石が世界中を巡り巡って行くことは即ち、意識の底流、潮流の一番深い部分、潜在的意識そのものの部分で、人間の精神もまた世界中ミックスされて行くことを指し示しています。

人間はいずれ、地上での人種、国境、文化を越えて融合して行くことになるのですが、石はそれに先駆けて自らが動くことで人間の精神の牽引役を果たそうとしているということです。

だから、世界中の石が世界中を巡るのだと。

確かにそうだと思います。

私達は感情的に嫌いな国や、危険な気がする地域のことを忌避しがちですが、その地域から美しい鉱物が採掘されたとしても同様に嫌うことはありません。
還って地上のゴタゴタとは別次元でその個体の美しさと大地の素晴らしさに思いを馳せられます。

その様にして、深い部分で意識は融合されて行く。

つまり鉱物の流通とは、地球意識を一つにまとめるための牽引役の一端でもあると言うことです。

現状ではまだまだ美しい鉱物や有益な鉱物資源の出る土地は争いが絶えず、
紛争地帯において美しい鉱物が産出されることに因果関係がないとは思えませんし、
世界一の富である金の採掘地域に暮らす人々が世界中で一番貧しかったりする。

地表の人間の意識はまだまだです。

しかし今という時間は既に、人間の精神の在り様としての大きな大きな転換期を迎えています。

時代の転換期という言葉では追い付かないほどの大きな精神構造の転換期に差し掛かっています。

これからの人間がどのようになって行くのかは、アトランティスからエジプト初期、人間存在がどのような在り様だったのかがヒントになるでしょう。


そしてこの転換期を霊的に潜り抜けることがアセンションなのですが、
霊的なフィールド、意識の世界でそれらを行わないと、この世界はAIが占拠するデジタル次元に閉じ込められてしまいます。

エソテリックアセンションVSデジタルディセンションの闘いが、実は今起こっていて。

コロナパンデミックからのワクチン騒動もその一環です。

石を通じて私達は意識のゲートを開かなければならない。

自分の意識と精神が自らの肉体をコントロールすることを覚えなければならないし、
肉体を超越した身体、エソテリックボディを活性化して行かなければならない。


地球の反対側で危険な採掘作業をしてくれる人がいて、その石が綺麗に磨かれてはるばる遠く自分の元までやって来てくれている意味を、改めて感じてみて下さい。

その石を通じて貴方に届けられている ”何か” を、感じ取ってみて下さい。

その ”何か” が、これからの貴方を支え、行動を起こさせ、人生の方向性を指し示してくれるかも知れません。

その羅針盤が、貴方には見えますか?

ではでは、今日はこの辺で。

橙香