人間の霊性とトランスヒューマニズム

曇り空が続く関東です。梅雨の気配が近づいているのですね。

どことなく、何をするにも億劫になりがちです。
在宅期間も続いておりお店も閉まったまま。

基本自宅でお仕事出来る状態なので困ることはないのですが、ヨガスタジオは早く再開して欲しいですね。

時間の余裕が出来て皆様そうであったのと同様に、日々の家事を丁寧にしたり、
猫と遊ぶ時間をまったりと取ってみたり、お菓子を焼いてみたりと、今まで ”そこには時間も手間もかけられない”
と、スルーしていたジャンルにライトが当たっています(笑)

と、日常はそんな今までできなかったことを盛り込んで、お料理も少し丁寧に。
こうして少しの間でも時間と気持ちに余裕が出て手をつけることって、
若い頃や子供の頃にやり残したことからなんじゃないかなと思いました。

あとは、子供の頃夢中になっていたことや、楽しかったことなどですね。

まぁ、そんななので直近の私は頗る呑気で平和です(笑)

あんなに気にかけていた国の動き、政治や社会情勢も、このコロナ騒動で多くの人が知ることとなり、
共通の社会認識が出来上がりつつあることに少し安らぎを見出しています。
と言うか、もう呆れ果てて声も上げる気が失せたと言うか(笑)

マドモアゼル愛先生がおっしゃっていたんですけど、みずがめ座時代の到来と共に
徐々に政府は民主の声に従わざるを得なくなると。
もう既に、その兆しが見え始めていますよね。

あとは、世界が今どこへ向かってどう動いているのか。
日本のメディアは全く海外の情勢を伝えなくなってしまいましたが、
愛先生はこんな動画もアップされていましたのでどうぞご参考に。

https://www.youtube.com/watch?v=xhTcxLsS2do

トランプ大統領の国連での演説のお話です。これを国連で言っちゃうとは事件です。
彼はWHOへの資金提供も停止すると言い出していますしね。

今世界で起きていることを神智学的に言えば、光と闇の戦い。
善と悪の戦い。

スピ世界でずっと言われていたことですが、それがまさに現実として動いているのが今。
そのことにビックリします。

これが本当ならば、人間を支配して来た数千年に及ぶ今の文明の在り方そのものが崩壊し、
新しい秩序へと移行すると言う文明単位の大転換期をリアルタイムに私達は体験しているということ。

お金と宗教に支配された歴史が全て転換するのだとしたら、
人間の精神を形成してきた概念そのものが全て刷新されて行く時代に入ったということですよね。

かと言って私達はボンヤリしていたり、逆に不安に駆られて恐怖や心配のエネルギーから行動することは避けたいもの。
前回も書きましたが、悪魔はとてもとても狡猾ですので取り込まれることのないように。

悪魔はずる賢く分断、分立、対立を扇動しますからね。

そういう目で見てみると、私達は悪の概念そのものすら間違って刷り込まれていたと思いませんか?
悪を見極めることすら、目隠しされていて出来ていなかった。

勿論それは相手の思惑がそうであったからわざと目を逸らせるように仕向けられていたということで、
その辺りが本当に狡猾さを感じるところなのですね。


そしてもう一つ、ここから先のことで私が一番懸念していることがあります。

人類の進化と発展の未来についての方向性です。
これまで同様に、悪魔に支配される道を選択してしまうのか、はたまはたそうではない人間の持つ
本当の人間らしさを地上に顕現させる時代を築くことが出来るのか。

今のコンピューター文明は、前者の道を拓いてしまっています。
今回のコロナ騒動で浮上したワクチン、そしてマイクロチップによる人類管理などはまさにそうですし、
それ以前にもAIの件、そして量子コンピューターなどの世界もその方向です。

私達にもっと身近な例で言うと、ヴァーチャルリアリティの世界でしょうか。
ゲームやスマホに魂を吸い取られてしまっている様な人が周りにいらっしゃいませんか?
人間としての精神がデジタルの中に閉じ込められてしまっているような人のことです。

もっと驚いたのは、こうした精神世界を唱える者の中に、
こう言ったデジタルの世界に神を見出している様な表現をお見受けすること。
これは大変危険だと思うのです。

また、世界の著名人もこの方向性を後押ししているように思えてしまいます。
今回のコロナ騒動で名前を再びお見掛けした、サピエンス全史の著者、ユヴァル・ノア・ハラリさん。
彼の次の著作ホモ・デウスも、まさにこのデジタル時代に人類が神の領域に到達すると言わんばかりの内容で、
私は途中で読めなくなってしまいました。

人間の心、精神をデジタルでアップデートするとか、脳神経や身体機能とコンピューターシステムが
まるで融合して行くかの如く書かれて行くのです。
私はそんな方向性で延命するとか、人間の寿命を半永久的に伸ばすとかゴメンです。
肉体の自然な劣化と魂の経験値からこの人生の終わりが決定付けられる方がずっといい。



そしてもう一つ。
マイクロソフトの特許に驚くものがあるというお話も最近目にしました。
マイクロチップとかのレベルではないとんでもないことです。

https://www.martinvrijland.nl/ja/ニュース分析/マイクロソフトの特許2020-060606人体を暗号決済システムに結合/コメントページ1/

一部抜粋
特許2020-060606 人体を暗号決済システムにリンクするためのアプリケーション。 これは、脳波や体温などの人間の脈動を使用して、検索エンジン、チャットボット、広告の読み取りなどのオンラインタスクを実行する暗号通貨マイニングシステムです。 「ユーザーは無意識のうちに算術的に難しい問題を解決できる」と特許は述べている。”


言われた動画を見る、サイトをクリックするなどのタスクをこなすことでお金が産み出されるのだとしたら?
こんなことが始まったら人間は何も考えなくなってしまいます。
今ですらテレビやゲームなどを通じて何も考えない人が量産されつつあるのですから・・・。
これは新たな形で、お金と言う宗教で人間を支配する方向性だと思って良いでしょう。


そんなこんなが目についたので、丁度昨年の今頃読んでいた半田公宣さんの 「奥行きの子供たち」 を再読してみました。
確かこう言ったことに対する言及があったハズ・・・と思い出したので。

するとやはり、ありました。

”多くの人がAI、AIって騒いでいるけど、今の時代のこうした危うさに、一体どれだけの人達が問題意識を持っているんだろうか。
『 マトリックス 』という作品から読み取るべき一番のメッセージもそこにあると思っているのね。
この作品が作られた頃はまだSFで済んだ話だったけど、今はもうそれじゃ済まされない。
本当にテクノロジーの進化が、人間と言う存在の形態を変えてしまうぐらいの臨界点に差し掛かっている。”


”ちょっとオーバーな表現に聞こえるかも知れないけど、コンピューターテクノロジーってのは、従来の人間を解体しにかかって来ている技術と言ってもいいんじゃないかと思う。ここにリストアップした技術だけでも、もし実現して、それが当たり前の世界になったら、
ほとんどの人間が何のために生きているのかマジで分からなくなってしまうじゃなかろうか。
そうなると、人間はもうコンピュータに飼育されている家畜同然だね。そのくらいの劇的な文明の変化が、今すごいスピードで進行しているってことなんだよね。”